歴史百十年
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カネダ時代

 昭和60年(1985年)に金田油化から「カネダ株式会社」に社名を変更し金田達明が社長に就任しました。(現会長)

 平成2年(1990年)にはコンピューターシステム販売・ソフト開発会社「クレシード株式会社」を子会社として設立し、「カネダ」は商品の販売に情報という付加価値を付けて活動できる情報化時代に沿った専門商社としての体制を作り上げました。

 海外との取引では永年ヨーロッパからオリーブ油、アメリカから流動パラフィン・ワセリンなどを輸入し販売してまいりましたが、昭和63年(1988年)にアメリカアイオワ州のフェアビューファームからビントン大豆の輸入販売を開始しました。農場主のチェンバー氏がビントン大豆売り込みに初めて来日し、「自分は百姓だが是非自分自身で日本へビントン大豆を輸出したい」と言う熱心な提案がありました。昔から新商品の開発に熱心に取組む「カネダ」は取引を開始しました。平成10年(1998年)には現地のフェアビューファームで大豆取引10周年記念パーティーを開催し、現在も「カネダ」が販売している大豆は、お客様から幅広く支持されています。

新春経済講演会  新春経済講演会

 平成3年(1991年)「カネダ」は「升定油店」の草創から120周年になり、また金田勝次が17才で家業を継承してから60周年になるので、正月の恒例の新春経済講演会を今回は記念の講演会とし、約800名のお取引先をお招きしてホテルオークラでパーティーを開催しました。
 この年には、社員皆が集えるサロンとして「スピカサロン」が金田達明の発案で別館6階にオープンしました。入口で200円以上のチャリティーを払えばドリンク無料で、社員同士やお取引先との懇親の場として利用されています。

 海外との取引が活発になりましたので、平成9年(1997年)に国際部を新設し、営業各部門の輸出入業務、依頼のあった海外商品の調査など海外の取引先との折衝業務を一手に行なえる体制にいたしました。これにより「カネダ」の海外の取引先との交渉や輸出入業務が迅速・確実に行なわれるようになり、取引の拡大に大きく寄与しております。
 この年には全社員を繋ぐパソコンPC-LANによるLotus Notesを稼動させ、瞬時に全社員が情報を共有できる情報網を構築しました。また、「カネダのホームページ」を開設し、さらに平成12年(2000年)にはPB商品のインターネット通販を目的としたホームページ「油屋ドットコム」を開設しました。
 この間、平成10年(1998年)に金田達明は東京油問屋市場の理事長に選任され、丁度東京油問屋市場が創立100周年を迎える時期でしたので、記念行事に取り組み指揮を執りました。平成12年(2000年)には全国油脂販売業者連合会会長に就任し、日本の油脂業界発展のため尽力いたしました。平成16年(2004年)には2度目の東京油問屋市場理事長に選任されております。

パン焼機(テストキッチン) 平成10年(1998年)には東京江東区の金田物流敷地内に医薬品の充填が可能なGMP基準にも対応した「カネダ福住工場」が完成しました。当初はお客様からのオリーブ油委託小詰め充填でスタートし、平成11年(1999年)には「医薬品製造許可証」を取得して局方品の充填も開始しました。平成13年(2001年)には深川カネダビル内に「テストキッチン」を新設し、実際にパンやクリームなどを試作してお客様へ提案し評価をして頂く体制を整えました。また、従来からある「品質管理室」を拡充して局方品の製造・分析・に万全を期し、一層のご信頼を頂ける体制を構築いたしました。

カネダ福住第2工場 平成14年(2002年)には日本薬局方流動パラフィンを製造する「カネダ福住第2工場」を新設し稼動いたしました。一方、平成11年(1999年)には「ミスタードーナツ」ショップの運営を開始し、「大和店」をオープン、その後「八王子店」、「八王子みなみ野店」をオープンしました。

金田油店 平成13年(2001年)には「世界の油」(現在店名:金田油店)ショップを別館1階にオープンし、沢山の種類の油を展示・販売し好評を博しております。平成15年(2003年)にはテレビジョン放送局の取材を受け、「日本テレビ・どっちの料理ショー」や「テレビ東京・アド街ック天国」で「世界の油」ショップが日本全国へ放映・紹介されました。
平成15年(2003年)には横浜で第1回の「化粧品産業技術展」が開催され、「カネダ」は各種の化粧品原料を展示出展し、多数のお客様からお引き合いを頂きました。

品質管理室 「カネダ」は会社の質を向上させるための努力を続けてまいりましたが、平成13年(2001年)には品質の世界標準規格である「ISO 9001」を取得し、翌年には環境に関する「ISO 14001」を取得しました。「Co・advance」のモットーのもと、世界に通用する質の高い会社を目指して鋭意努力を続けております。
 平成16年(2004年)にはカネダコンピュターシステム「KOSMOS」を、従来よりも飛躍的に多機能の情報量を処理出来るようにインターネットの「K-NAV」に統合し、稼動いたしました。

(平成16年(2004年)8月6日作 )