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エゴマ栽培への支援

「企業版ふるさと納税活用事例集~全国の特徴的な取組~(令和3年3月発行)」

カネダは2017年より、島根県奥出雲町で取り組んでいる遊休農地を活かしたエゴマ栽培による地域活性化事業を支援しております。 本取り組みは内閣官房・内閣府総合サイト「地方創生」>「企業版ふるさと納税ポータルサイト」の全国の特徴的な取り組みに選ばれ、令和3年の活用事例集にも取り上げられました。
以下、活用事例集「企業版ふるさと納税活用事例集~全国の特徴的な取組~(令和3年3月発行)」のP.45より抜粋。

詳細ページはこちら→「企業版ふるさと納税活用事例集~全国の特徴的な取組~(令和3年3月発行)」

エゴマ栽培を効率化し地域活性につなげる

事業分野 産業振興
事業期間 2017年6月~2020年3月
総事業費 15,640千円
寄付額 12,024千円
寄附件数 3件
<SDGs>関連するゴール
<SDGs>関連するゴール

エゴマ栽培の効率化と収穫量安定を通じ、 耕作放棄地の減少や雇用の創出を図る

島根県奥出雲町では、高機能食品「エゴマ」に着目し、2005年から町民の健康増進と農 業振興策としてエゴマ栽培に取り組み、2015年には栽培面積が全国トップとなり ました。しかし、エゴマ需要が高まるなか供給が間に合っておらず、収穫量の安定確保が求められていました。本事業では、当町内の生産者からの安定供給を図るため、収穫に使う農業機械の購入や商品開発にかかる経費、栽培農家への買い取り上乗せ助成などの支援を行いました。また、エゴマを「奥出雲ブランド」として確立させ、「奥出雲町産えごま油」として販売するなど、6次産業化を目指しています。

エゴマ栽培に集中して取り組める環境が整い 生産性が向上

  1. 栽培の効率化を図る事業や交付金により栽培農家のモチベーションが向上
  2. 機械の導入により収穫作業の効率化を実現
  3. エゴマを使った新商品を開発し、 6次産業化の足掛かりに
  4. 寄附企業と新たな繋がりが生まれ、交流人口の拡大に寄与

地方公共団体:寄附受入れの経緯・工夫

カネダ株式会社のグループ会社が奥出雲町産のエゴマを販売している縁で、同社に声かけすることに。同社を訪問し、寄附を依頼する際には、当町の取組や目指す姿、寄附企 業のメリットなどをまとめたプレゼン資料を活用しました。寄附をいただいた後も、毎年、 同社を訪問し、本事業の進捗状況や次年度の事業内容を丁寧に説明したことが、継続的に 寄附をいただけることにつながったと考えております。寄附企業への感謝の念から、寄附 企業名は町の広報誌に掲載させていただいております。

エゴマ油とは

エゴマ油とは

エゴマは青シソとよく似ており、原産地の東南アジアでは品種群が多い植物です。 エゴマ油は、必須脂肪酸で現代人に不足しがちなαーリノレン酸を豊富に含む植物油です。 特にエゴマの種子の中には油分が45%あり、この種子から搾油された荏胡麻油を食べやすいように精製したものが「しそ油」と呼ばれております。精製された「しそ油」は、ほぼ無味無臭で口当たりはサラッとしています。

  • カネダグループで販売している一般向けエゴマ油はこちら→国産エゴマ油
  • エゴマ油を基に、機能性表示食品の開発・販売も行っています。

    詳細はこちら→α-リノレン酸オイル