いつもプラスチックに僅かな量を添加することで生分解性機能を付与する事が出来る為、使用後最終埋立処分されるプラスチック製品に最適な「生分解性促進添加剤」です。
プラバイオを添加したプラスチックに微生物が誘引
誘引された微生物がコロニーを生成
微生物から排出された酵素がプラスチックに付着し、 高分子鎖体を分解していきます。
プラバイオはプラスチック製品全般に使用することが出来ます。食品容器、化粧品容器、包装資材から化学繊維に至るまで多岐に渡ります。この適用範囲の広がりは世界中で注目されています。
PP、PE、PS、PET、ABS、PVC、PC、SAN、TPU、ゴム、エラストマー、その他
注)プラバイオの技術資料及びSDS等の開示にはNDA締結が必要になります。
使用後、最終埋立処分が想定されるプラスチック製品全般
食品包装資材・化粧品容器・アパレル製品(不織布・繊維)・家電・自動車部品・その他
品名 | 形状 | 対象材 | |
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① | No.201 | ペレット | 汎用(PP、PE、PS、PET、PC、ABS、SAN、TPU、TPE、他) |
② | No.202 | ペレット | PET(透明)※熱成形、押出成形 |
③ | No.203 | ペレット | PET(透明)※ストレッチブロー成形 |
プラバイオ添加品を微生物が活性な環境に置かれた場合、プラスチックの親水性を向上させると同時に プラスチックの表面に形成されるバイオフィルム※の形成速度を上げ、600種以上の微生物を誘引し、クオラムセンシング※の生成される速度を上げます。埋立地やコンポストにおける生分解性の促進に非常に有効であり、また土壌や海洋環境下においても生分解性が促進されます。
※ バイオフィルム:微生物が固層表面に形成した集合体のこと。
※ クオラムセンシング:バクテリアが定足数に達するまでじわじわと増殖し、いったん定足数を超えると一斉に毒素の放出などを開始するシステムのこと。